◆ 映画解説に熱が入るのは、淀川長治氏から頂いたお言葉です
「あなた、良いものを一杯ご覧なさいね。人に夢を届けるのだから。」
川谷は幼少から映画が好きで、記憶は3才の頃からあります。その年の5月には「七人の侍」、11月には「ゴジラ」の一作目が公開されました。
両親だけでなく、祖父祖母、伯父伯母と皆に映画館へ連れて行ってもらいました。
ここに掲載したモノクロ写真は当時公開された「空飛ぶ円盤地球を襲撃す」。何度も観て、それでも飽き足らず看板の前で伯母と記念撮影したものです。
チラシや映画資料は、この頃から収集がはじまっていました。現代のようにDVDやビデオがなかった時代の映画への想いです。
大学時代の感動は、何と言っても映画解説の神様・淀川長治氏との出会いです。
熱心な映画のお話しに感動し、私が将来は映画関係の仕事をしたいと夢を語った時、
淀川氏は、「あなた、これからもイイ映画を一杯ご覧なさいね、演劇やバレーも歌舞伎も、いろいろな舞台、ご覧なさいね。
あなたは人に夢を届ける仕事を目指しているのでしょ。今の生活が大変でも、本物の素晴らしさに触れるように努めてくださいね。」
それから40年近く経ちました。川谷はいろいろな所で講演活動も行っています。
演題はほとんどが「映画に学ぶ」。そしてその原点は、淀川氏から頂いた熱のこもった、心のこもったお話しとアドバイスです。
「映画に学ぶ」は、例えば映画に見る「家族」「友情・愛情」「人権」「旅」「料理」「酒」など講演会の趣旨にそったお話しを興味深い観点からお話しします。
「映画音楽コンサート」は、クラシック、ジャズなどで第一級の音楽家をご紹介することもできますし、川谷自身も世界5ヶ国の原語で映画音楽を弾き語りします(作品の持ち味を尊重して)。
原語の歌や演奏のみの場合は、先に音楽の意味がおわかり頂ける詩の朗読もあります。
講演、映画解説、映画の上映会、映画音楽コンサートなどのご用命は、かわたに事務所までお気軽にご連絡ください。